マインドフルネスの研修をうけてみた

今まで色んな記事や本で禅はいいよ!みたいなのを読んでたりしたので、興味はすごくあったんですよね。

だけど、書いてあるようにやってみてもよくわからんので、いつか機会があったらやりたいなーと放置してたんですが、マインドフルネスの研修が開催されるというので参加してみました。

忘れないようにするためにもメモしておきます。

 

マインドフルネスのポイントは「今この瞬間に注意を向ける」こと。

作業しながら『そういえばメールの返信してなかった』とか過去に注意がいっていたり、『晩ごはん何食べよう』とか未来に注意が行く事って結構あると思う。

そういう過去や未来に注意を向けるのではなく、今に注意を向けること。

 

瞑想(っていうの?)は「今この瞬間に注意を向け続ける」ことだけど、過去や未来に注意が行くこと(雑念)はあたり前。悪いことではない。

うまく出来てるのかなとか評価しない、雑念は悪いことだと判断しない今のこの状態を受け入れる

雑念が湧いてきたら「今ここに注意がないな」ということに気づいて、「どうしてそこに注意が行っているんだろう」と客観視をしてみたり。

その雑念についてもう充分だなと思ったら、その雑念を手放して、今この瞬間に戻ってくる。

そういうことを繰り返していけばいい。

 

「今ここに注意がないな」ということに気づくっていう考え方はしたことがなかったので、すごく面白いなぁと思いました。

それに、物事に集中していく上ですごく良さそうな考え方だなぁと。

マインドフルネスと同じ状態をフローともいうよ、と教わったけど、フローについてはチクセントミハイの本を読んだことがあったので、マインドフルネスってどういう状態なのか「あ、なるほどな」とすんなり受け入れることができました。

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フロー状態をつくりだすためには、やっていることと自分のスキルのバランスが関係あるんだよっていうことが本には書いてあった気がするんだけど、フロー状態になるためにはどうすればいいの?って思ったんですよねー。

自らフロー状態になる方法として、「今ここに注意がない」ということに気づいて注意を今ここに戻すっていうのが、手助けになるんじゃないかなーと。

 

研修の間も「マインドフルネスに相手の話を聞く」って表現が出てきていたりして、HCDのインタビュー手法の時に学んだ「次に何を聞こうとかを考えるのではなく、相手の話に集中して傾聴する」ってところにも繋がってるなぁと思ってました。

相手の上の空になってるのって割とすぐにわかるし、そういうのって相手に対して誠実じゃないもんね。

 

マインドフルネスが自己認識が高くなるっていうところのつながりがイマイチ今でもわかってないですが、これは良さそうだぞっていうのを実感したので、しばらく続けてみようと思います。

自己認識が高まると、他者への共感も高まるらしいですし。

 

ちなみに昨晩、ベッドに横になって瞑想していたら(寒かったんだもん、、、)ぐっすり熟睡してました、いつのまにか。