10/3にイノベーティブ思考が身につくワークショップに参加してきました
休日の勉強会前、散歩がてら川沿いを歩いて、美味しいランチをいただく。
ワイワイカフェはそんなシチュエーションにぴったりな勉強会ですね!
今日はビストロ アンドゥのモン・サン・ミシェル風オムライスをいただきました、ふっわふわで美味しかったー!
自家製アップルティも美味しかった。
さて、本題です。
本日は田子學さんのイノベーティブ思考のワークショップに参加してきました。
uxd-hcd-waiwai-cafe.doorkeeper.jp
田子さんの講演は、AIITのデザインミニ塾にて2013年ごろ伺ったことがありました。
当時はまだ私はサービス全体の流れを設計するなどの業務に関わることが少なく、そういうお仕事したいなぁと思う1人のマークアップエンジニアでした。
そんな状況の当時の私にとって、田子さんのお話はとても刺激的だったことを覚えています。
で、今、マークアップの業務もこなしつつ、デザインディレクションもしつつ、すこーしずつですが、サービス全体の流れをみたり、根本的な解決方法を考えたりとの業務もできていていて(なんかもうこの時点で自分が何屋なのかわからないよ)、型にはまった考え方から抜け出ないとなと考えていたところだったので、ちょっと参加してみようかなーと軽い気持ちで参加してみました。
軽い気持ちで参加したんです。
ちなみに、こちらの書籍の出版記念イベントということだったので、あえて本は読まずに、中身も探らず、まっさらな気持ちで参加してみました。
オトナがますます育つ「考え方」の絵本 カフェオレからはじまるイノベーション
- 作者: 田子學,田子裕子
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2015/06/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
そう、軽い気持ちでさn(くどい)。
ここ半年くらい意識的に「イノベーション」や「イノベーティブ」のキーワードを避けてきていたので、ちょうどこの本も表紙くらいしか知らなかったので調度良かったかも。
ワークショップの流れ
本の帯に書かれているように、ほぐして→みつけて→くっつける、の大きく3部構成でした。
課題は自分が考えるプロジェクトなどの悩みについて。
何かサービスとかの企画を考えるのかな?と思っていたので、自分についてこんなに深くじっくり考える時間になるとは思いも寄らず。。。。。
普段、見ないようにしてきてるところを真っ直ぐ見るような、なんだか恥ずかしいというか気まずいというか心のなかがざわざわするワークショップでした。
ワークショップで思ったこと
常日頃かんじていることがあって、、私って「何が問題なのか」を把握するのが弱くて、すごくすごく関連を辿って考えないともともとの問題に辿りつけないんですね。
もっとはっきりいうと、何が問題なのかわからない。
そういうこともあって、ほぐすところ、結構苦戦しました。
情報を集めるところでは、グループで話し合うなかで、「そういう考え方もあったんだ」「そういう見方も確かにある、、、」とはっとする所が何回かありました。
イノベーションを起こすには性別・職種・育った環境も違う多様性が必要だとは知っていましたが、改めて実感した感じ。
お互いの背景を知らないからこそ、相手の問題に対していろんな視点で意見が出たのかもしれないなと感じました。
例えば会社の仲間で同じようなことをやろうと思うと、、、、誰のことだろうとか、どの案件のことを言ってるんだろうとか、そういうことが気になってしまったりしがちだと思うんですよね。そういう意味では、お互いのことを知らない関係のない相手だからこそっていう話もできたんじゃないかなぁと思います。
最後のくっつけるのところでは、わたしは全然連想ができず。。。もっと突拍子もない連想したいなぁ、ここは柔らかくしていかないとなぁと。
書籍も購入したので、いろんな方法でほぐしてみつけてくっつけていきたいと思います。
あとちゃんと運動しようと思いました(体も柔らかいと頭も柔らかいって根拠があることなのよね)
メモ:デザイン
デザインは狭義な意味(色や形、意匠)で捉えがちだけれども、人を動かす原理であったり計画という意味。
昔の辞書と今の辞書では書いてある内容が違うよ、とおっしゃっていたので、コトバンクで調べてみた。
元来は計画,設計,意匠を意味したが,現在では日常の実用目的にそった造形活動一般をさす。
なるほど、たしかに。めっちゃ範囲ひろくなってんな!
田子さんはさらに、デザインとは人の行為をより良くするための計画ということで「創造的計画」とおっしゃっていました。
メモ:デザインとマーケティング
話を伺うとマーケティング的な部分あるけど、なぜマーケティングではなくデザインなの?という質問が上がりました。
なぜかというと、マーケティングだと市場があることが前提となるから、と。
ここでOSOROを開発された時の話をされていました。
NARUMI(ナルミ) オソロ(OSORO) ラウンドボウル&オーシーラー(オレンジ) 15cm 41329-33195
- 出版社/メーカー: Narumi
- メディア: ホーム&キッチン
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ちなみにOSORO使ってますが、良いのでおすすめです。
メモ:デザインマネージメント
デザインマネージメントとは感動経営で、人の幸せをつくっていくもので、つまり社会が幸せになっているものだと。
ロジカルなもので人を動かしていくとルール・規則になる。それじゃぁ人は幸せになれない。だから、クリエイティブを原動力の核においてデザインマネージメントするのかなと。
感動を全面的に押し出しすぎてて宗教的で気持ち悪いものになってるものもあると思うんですがときいてみたら、良いところ・悪いところをわかるくらい一歩引いたところにいるようにすると良いよとアドバイスいただきました。
そういった意味では、日頃心がけてる『夢中になりすぎない』ってところと共通することがあるなぁと思ったり。
デザインマネージメントについては、田子さんの書籍も出ております。
メモ:京都与謝野のビール
田子さんがクリエイティブディレクターとして行政の部分に関わっている『与謝野クラフトビール醸造事業』のお話も伺いました。
こちらは記事が沢山出ていると思うので、割愛。
与謝野町 - 【与謝野町産ホップ使用 限定醸造ビール世界初開栓!】... | Facebook
「世界一のホップに」 ビール醸造事業で初収穫 京都・与謝野 - 産経WEST
国産ホップで唯一無二の地域ブランドを目指す - リアル開発会議 - 日経テクノロジーオンライン
当日、ちょうどSPRING VALLEY BREWERY TOKYOで開催されていた「フレッシュホップフェスト2015」で樽開けセレモニーされたというのでワークショップが終わった後行ってみたんですが、もうすでに売り切れてしまっていました〜、残念〜
なので、別のビールを呑んだ!与謝野ホップのビールはいつか呑んでやるぞ!